ReadyBoost

※旧ブログからの引越しです

先日ReadyBoostなるものを試してみたんですよ。

この機能はUSBメモリなどの外部メモリをRAM(つまりメインメモリ)として使う機能で、今このPCには8GBのRAMが刺さっていますが、それを入れ替えたり追加したりしなくても、USBメモリを使って追加できるという機能になっています。

もっと厳密にいうと、刺さっているメモリは通常物理メモリと言われるもので、その名の通り物理的にメモリなわけです。うん。(言葉が見つからなかった(´・ω・`))

そしてUSBメモリを使って追加する方は、刺さっているメモリと仮定して、つまり仮想して使うという意味で仮想メモリ、と呼ばれます。

この仮想メモリを増やしてあげることによって、全体のRAMを増やすわけです。

もともとWindows7に実装されていた機能らしく、Windows10でもできるとは少数のサイトにしか書かれていません。

というわけで今回はWindows10で記述していきます。

注意!
ReadyBoostを使う際はUSBメモリの中を一度何もない状態にする必要があります。
つまり専用のものを用意したほうが無難です。
一度データを違うところに移してフォーマット(全削除)、ReadyBoost設定後にファイルを戻すことは可能ですが、ReadyBoostの実力を最大限に出すためには4GBを使用します。
ファイルを戻す場合、4GBより多くの容量が必要になりますのでご注意ください。
(最大4GBというだけで、調節できます。)
この設定でデータが飛ぶなどの損害が出ても私は一切責任を負いかねますので、自己責任の上挑戦してください。

普通にやっていればデータが飛ぶことはまずありませんので、慎重に手順に従って設定してみてください。

設定方法は簡単。

①「エクスプローラー」を開きます。

「PC」という名前になっていることもあります。


これですね。







これでも開きます。





②USBを差し込んでください。
ちなみにReadyBoostで使えるのは4GBまでで、16GBを刺したら16GB全部仮想メモリにできる、というわけではありません。
ご注意を。
もしかしたら2本差して8GBなんてこともできるかもしれませんが、今手元にメモリがなくて試すことができません。
ポートはUSB3.0(青いポート)のものを推奨します。
更に早い処理が見込めます。
(未確認です)
ただし、USBメモリもそれに対応していないと意味がありません。
同じく差込口が青くなっていると思いますので、確認してみてください。

「2.0しかねえ!クソがッ!」という方。
安心してください。
主も2.0で使っていますが、抜群にパフォーマンスが上がります。

③左の段を下にスクロールして、差し込んだUSBを右クリックしてください。

こんな感じに表示が出ると思います。

そもそもUSBが出てこない人はおそらくPCがそのUSBを認識していない可能性があります。

つまり壊れている可能性があります。

違うポートに刺すか、メモリ自体を違うものに変えてみてください。












④USBメモリ内にデータが残っていては困りますのでここでフォーマット(全削除)します。

先ほど右クリックで出したメニューからふ「フォーマット」を選択してください。

このフォーマットを行うとデータがすべて消し飛びます。
中にデータがある場合は別のメモリに移すか、PCに移動させるなどして対策をとってください。

こんな感じ。

ボリュームラベルから好きな名前を付けられます。

特に何もなければそのまま下の「開始」を押します。

もう一度言いますが、フォーマットするとデータはすべて消えます。













これでフォーマットは完了です。








⑤再び右クリックし、「プロパティ」を選択する。

右クリックをして・・・
















はい。

表示されました。

するとReadyBoostという欄があると思います。

これを選択すると・・・















おそらく初めてやる場合は、「情報を取得中です。しばらくお待ちください」と出ると思いますが、そのまま待つとこの画面に変わります。

赤線の設定にするとReadyBoost専用となります。
つまりほかのデータを入れることはできません。
ていうか入れないでください。
青線の設定にすると専用ではないので、空き領域にデータを入れることができます。
が、あまりお勧めしません。
その理由は後々わかってきます。
緑線の設定は「システム速度のために予約(使用)する領域」です。
「はぁ?なにそれ?」という方もいると思うので説明を。
この設定を触ると、USBメモリ内につくる仮想メモリの量を黄色線に入力した数字の分だけに設定できます。
基本的に触らないほうがいいです。



⑥いよいよ設定となります。
そのまま下の「OK」を押してください。
するとキャッシュの構成(つまり仮想メモリの構成)が始まります。
この時かなりPCの動作が重くなることがあるので、そのまま放置してください。
完了するとこのウインドウは勝手に消えます。



まだHDDはしばらく回り続けますので、動作が重い方はそのまま待って、十分軽いという方はこれで完了となります。

お疲れ様でした。

フォルダを見てみると、ちゃんとReadyBoostのファイルが生成されています。(4GBの場合)









ReadyBoost前と後で「ドラゴンクエスト10ベンチマーク」を使用して確認してみました。

主のスペック
・i7-5500U
・DDR3? 8GB
・Intel HD Graphics 5500

ドラゴンクエスト10ベンチマーク設定
・解像度 1280×720
・画質 標準画質
・表示方法 ウインドウ

結果は・・・



ReadyBoost前
3418

ReadyBoost後
3607 
差分
+189
(USB2.0と4GB)






どうでしょうかこの差!!

ベンチマークでは「なんだ・・・たったの200ぐらいか・・・」と思いますが、実機で確認すると映像の滑らかさが全く違います。

普段の動作でもブラウザの起動が以上に早くなったりとなかなか便利です。

そして先ほど・・・

「つまりほかのデータを入れることはできません。
ていうか入れないでください。」

といったのにはわけがあって。

RAMということはそれだけ通信の量が増えます。
(つまりパソコン、USBメモリ間を行き来するデータの量が増える)

フラッシュメモリというのは消耗します。

フラッシュメモリに限った話ではありません。

物理メモリもHDDもSSDも、SDカードも、CFも・・・現在使われているほとんどすべての記憶媒体が消耗するという性質を持っています。

通信の量が増える=消耗が激しくなる

という意味です。

そのため、ほかのデータを入れてしまうと、いつか突然「あれ?メモリが認識しない・・・まさか・・・!!」なんてことがあり得るわけです。

それともう一つ理由があって。

データをUSBに入れる理由はそれぞれあると思いますが、たいていの人は「データを持ち歩きたい」「出先のPCでデータを使う」という用途がほとんどだと思います。

この場合、

まず使用できる容量が減ります。

次に先ほど述べたようにデータが飛ぶ可能性が上昇します。

最後に。

取り外しに時間がかかります。

主のPCでも10秒以上は確実にかかります。

つまり安価なPCで使ってしまうと・・・

何秒かかるかわかりません。

下手したら1分・・・

というわけでメモリをReadyBoost専用に用意したほうが良いです。

それと取り外してしまった場合、⑤の手順を使用してください。

ただし、容量を再設定する必要はありません。

そのまま赤線の設定を選択して、OKを押してください。

そうすれば再びReadyBoostは利用できます。

それともう一つ。(もう一つが多い(´・ω・`))

ReadyBoostを設定した端末ではない端末でReadyBoostができるかどうかはわかりません。

(主未確認のため)

近年では4GBのUSBメモリは数百円程度で買えます。

ぜひこの機会に試してみてください。

それでは今日はこの辺で。

長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。